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【整備863】強化クラッチ交換 7 ミッション分離？

いよいよミッションとエンジンを切り離します

ミッションとエンジンをガッチリつないでいる、スチフナーというステーを外します

ネジ2本でミッションに止まっています

これがメーターケーブル横の、深いところについているので、表題のような長いエクステンションが必要になります

何とか届きました

ガッチリ高トルクで止まっているので、ラチェットをやめてロングバーで回します

まわればこっちのもの

エンジンを傾けるので、右のエンジンマウントを少し緩めておきます

この時点で、バンパーもヘッドランプも外しました

ミニオイルキャッチタンクへ続く、ブローバイホース

年月と高温で、スーパー劣化しています

ホースがカッチカチ

バラして見ると、ジョイントに恐ろしいほどのエマルジョンが溜まっています

要するに、ブローバイに含まれる、ガソリンの乳化・分離したマヨネーズです

まるでホースのように見えますが、貼り付いたエマルジョンです

まるで、人間の動脈硬化そのもの
血管の内側にへばりつく、コレステロールそっくり

内圧コントロールバルブにも、大量に溜まっています

本来は中の弁がカタカタ動くのですが、固着してます

そりゃそうだ

みんな綺麗にして、ホースも替えます

いよいよミッションとエンジンの結合ボルトを外そうとしたら、もう一つ作業が残ってました

クラッチワイヤーを外さないと

たまたま来ていた元スバルDのTO君が、

「クラッチディスクが減って、クラッチワイヤーが引っ張られて半クラ状態だから滑ってるんじゃないの？」

・・・・

調整してもらったら、かなりの幅がありました

コイツのせいだったのか！？

ここまで外して、悩みます

前回のようにミッションを分離して降ろせば、クラッチ交換は目前です

でも、作業は2人がかりで、結構大変

しかも、夜しかできません

大体、3年振りのスバル感謝祭の2日前で、こんな状態

間に合うのか？

もしワイヤー調整で高速を走れる程度に回復すれば、戻していかないと感謝祭に間に合いません

決断

戻します

直前でＵターンです

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