【保存版】ヴィヴィオのクラッチ 5 STIとEXEDY比較編
イベント | クラッチ比較 |
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作業 | 研究 |
モデル | ヴィヴィオ 全車種 |
場所 | ㈲中込自動車部品商会 |
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いやぁ、我ながら、この画像はなかなかないでしょう!
左が、STI新品強化メタルディスク
右が、EXEDY新品強化メタルディスク
ダンパースプリングも同じ6本
サイズも同じ180
ただ、当たり面のフェーシングの形状がかなり異なってます
2
STI
一番肝心な当たり面が、非常に小さく、特殊な形状をしています
ディスクにも、楕円の穴が開いています
これで若干の放熱性と軽量化を目指しているのか?
メタル部分もより小さくすることによって、単位面積当たりの圧着力を高めているのか?
見る限り、よりシビアでレーシーなクラッチ操作が求められそうです
3
EXEDY
メタル部分は、オーソドックスで一般的な形状をしています
多分、スズキのアルトワークスとか、ミラTRXXとか、他車種と共通して使えそうな感じ
見比べたことはないですが
共通部品を多くして、少しでも汎用性を高めて、コストを抑えているのではないかと思われます
強化クラッチなんて、一部のマニアや好きモノが入れるくらいでしょうから
4
裏側
本体のベースはほぼ一緒
ほぼ共通
でも、メタルの当たり面を見る限り、さすが、STIの方が凝った作りかと思います
STIのこだわりの表れでしょう
コスト的には、こちらの方が手間暇かかっているかと思います
だから廃番か・・・
ちなみにホンダは、クラッチディスクをフリクションディスクと言ったりします
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強いて言うなら、STIの方には、STI純正品番が刻印されています
でも、両方とも、【DK】マークが入っています
(EXEDYの昔の社名、ダイキン工業のイニシャルのロゴ)
一時期は、自動車市場の50%がダイキンのクラッチで締められていました
TRDも、NISMOも、傘下のAISINやユニシアのクラッチを使わず、レーシングクラッチはみんなダイキン製でした
だから、STIもダイキン製なのは納得です
なぜなら、ダイキン製でないと、レースに勝てないから
ちなみに、OS技研もダイキンを使ってました
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7年前、私が替えた時のです
おお、パッケージが変わったのか
7年の歳月は長いようで短いか?
短いようで長いのか
オートマがこれだけ普及しても、渋滞の首都高でトロトロ走っても、ペダルが重くて腰が痛くても、やっぱり私はマニュアルが好きです