【整備665】暗電流を撃退しましょう 2 比較対象のNA M300を計ってみる
目的 | 修理・故障・メンテナンス |
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作業 | DIY |
難易度 | ★★ |
作業時間 | 12時間以内 |
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【動画】
そして端から一個ずつヒューズを抜いていき、電流の変化を見ていきますすると、おおお!
大きく変化する箇所が一つありました
ど真ん中にある、”ハザード・ドアロック”です
ここに原因があったか、と思ったのですが、抜き差しして変化を見るうち、ふと気づきました
実は電気が通ると一瞬MAXまで流れ、その後落ち着いていきます
それがこの動画です
こちらは、”ハザード・ドアロック”箇所のヒューズだけを抜いといて、ヒューズを入れた直後の暗電流の動きです
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そういえば、暗電流を計る時に、少し時間を置いて針が落ち着いてから読む、とネットにありました
私はテスターが触れただけで針がMAXまで振り切るので、テスターのヒューズが飛ぶのを恐れてしっかり計れませんでした
それがいけなかったようです
結論から申しますと、M300はどうも正常のようです
暗電流は、テスター60のところのレンジで、12
多分、12mA という事になると思います
内訳は、ハザード・ドアロックの箇所だけで、10mA
ハザードは考えにくいので、ドアロックアクチュエーターかドアロックタイマーが使っているようです
実際、電気が入るとドアロック系の音がしました
そして一番最後のEMPIで、1mA
多分、ECUのメモリー保持電流?
残りの1mAは、あまりにも針の振れが小さく、何が使っているかは計測不能でした
まあ多分、オーディオくらいでしょう
これは微々たるもので問題にはならないと思います
ECVT車ですが、ほとんど何もついていない貧弱装備のNAですので、
暗電流が12mAというのは非常に妥当な数字かと思われます
それにしても、ドアロック系で10mAも使うとは、ちょっと意外な感じです
何のためにそんなに必要なのでしょう?
今、開いているのかロックしているのか、車が忘れないためのメモリー保持?
とにかく、これでひとつ問題が解けて、スッキリしました
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自信をつけたところで、最重要課題のRX-Rにとりかかります
テスター計測用延長ケーブルを、同じようにつなぎます
注意点は、バッテリーキルスイッチがついているので、ON状態にしておくことです
そうしないと電気が元から切られて、暗電流が計れません
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車内に引き込み、テスターを座席に置いて、準備完了
ヒューズを端から一個抜いては、テスターとにらめっこ
電流変化を表につけていきます
針は今、電圧を測っています
丁度10と15の間、ということは12.5V
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テスターのレンジを60にして、早速ヒューズ抜きにかかります
ヒューズボックスのフタの裏についている、備品のヒューズ抜きは必需品です
これがあると、楽勝にヒューズが抜けます
ちょっと手間ですが、たかが15個
しかし、こんな作業するのは、生まれて始めてですな