【整備664】暗電流を撃退しましょう 1 下準備
目的 | 修理・故障・メンテナンス |
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作業 | DIY |
難易度 | ★★ |
作業時間 | 12時間以内 |
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もう訳がわからなくて、取引先であるプロの電装屋さんに暗電流を計測しもらいました
この機械は、ターミナルを外さなくても測れるものだそうです
結果は、0.00 たまに0.01
数字としては0.1A以下、つまり100mA以下とのことで、電装店で扱うには問題ない量である、という結論です
ついでに負荷をかけてオルタネーターの発電量もチェックしてもらいましたが、問題なし
バッテリーは替えたばかりです
確かに100mA以下かもしれませんが、私としては50mAでも流れているのは嫌なのです
純正標準装備に毛が生えた程度、つまり30mAくらいに抑えたいのです
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現状把握:
1.ドアロックが、キーレスでも手動でも助手席側が連動しなくなった(壊した?)
2.キーレスで、ロック時にドアミラーが連動して格納しなくなった
3.100mA以下との結論でしたが、私が測ると針が振り切れる
4.サンデードライバーですから仕方ありませんが、週末まで下手するとバッテリーが持たない(上がっている)
5.後付(交換含む)の電装機器は、死ぬほどついている
ということで、とりあえず故障している(ハズ)の運転席側のドアロックモーターは用意しました
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n@okoさん、mnetさんからアドバイスいただいた、
【ヒューズ全部抜き作戦】
を敢行します
そのために、テスターがバッテリーのそばでは、イチイチ運転席から動いて見に行くのは大変手間です
バッテリーからケーブルを延ばしてテスターを運転席まで持ってきて、そこでヒューズを抜き差ししながら暗電流の変化を見るため、簡易延長ケーブルを自作しました
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バッテリー側は、マイナスターミナルをつけ、+コード側はキルスイッチに巻きつける方法をとります
テスター側は、本当はワニ口クリップがあればよかったのですが、無いので目玉クリップを取り付け、お互い接触しないようにビニール袋を被せました
テスターの針を袋の上から刺して、クリップで挟むという方法で計測する予定です
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電気は、実は苦手です
目に見えないし、訳がわからないうちに故障するし、回路は頭の中でグチャグチャだし、配線を燃やしたこともあるし、ギボシ作りは目に優しくないし、オームとかアンペアとか計算式わかりませんし、ハンドルの下がパニックだし・・・etc
でも、やるしかありません
残りの人生かけた相棒(になるハズ)のためですから、あと20年は延命させなければ
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【動画】
暗電流とは、自動車のエンジンを切った後に、バッテリーから車体へじんわり流れている電気のことだそうです
家電で言う、待機電流ですね
コンセントやバッテリーを外さない限り、この微量な電気をゼロにすることはできません
暗電流がどこに使われているかと言うと、時計やオーディオ・ナビのメモリー、ECUの学習メモリー保持などに使われているようです
キーレスやセキュリティが付いていれば、それが一番デカいと思います
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最後になってしまいましたが、上の動画は、比較検証のためにM300の紺ヴィヴィオを測っています
基本的に同じヴィヴィオ、同じヒューズボックスなので、RX-Rの参考にするためです
ところが、NAで貧弱装備しかないのに、こちらも ”針が振り切れてしまう” のは、何かおかしい
両方のヴィヴィオが、両方とも針が振り切れるのは、ヘン
ということで、先にこちらを測ってみます
暗電流を撃退しましょう 2 比較対象のNA M300を計ってみる 次のページ< >前のページ ヴィヴィオ バッテリー交換