【整備254】エンジンOH その57 バルブクリアランス測定
目的 | 修理・故障・メンテナンス |
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作業 | DIY |
難易度 | ★★★ |
作業時間 | 12時間以上 |
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マイナスドライバーでこじってバルブリフターを押し下げ、L型ピッキングツールを入れて下げたまま固定し、リフターのわずかなフチに角型やすりを挟み込み、L型ツールを外し、出来た隙間からマグネットでバルブシムを取り出します
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圧縮上死点がよくわかりませんが、圧縮がかかって両バルブが押し付けられて上がった位置でないと正確なクリアランスが測れないと思い、
しかしピストンが一番真上だとバルブを少し押し下げたら当たるかもしれないと思い、かなり考えました
クランクシャフトを右回りに回しながら、EXが開いて排気した⇒EXが閉まった⇒INが開いて吸った⇒INが閉まって圧縮した、の時に、
両カムシャフトの山ジャーナルが横を向くので、バルブリフターを押して見てピストンに当たってないことを確認しながら、作業します
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肝心の番号(厚み)が消えかけていてよく読めません
必死に虫眼鏡で確認します
シムはスペアなどないので、クリアランスをシクネスゲージで測り、数字を記録し、一度また元に戻しておきます
これを16箇所、繰り返します
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測り方に自信が無かったので、もうワンサイクル繰り返し、
クリアランスを2回分計測しました
結果は、おおまかに、インテーク側が0.05広く、エキゾースト側が0.05狭い感じです
問題点は、シクネスゲージの最薄が0.05で、次は0.10、これでは微妙な中間点が測れません
KTCの間隔の狭いものを取ることにします
あとは、バルブシムの問題
入れ替えパズルを解く事と、足りないものは、銀ヴィヴィオから使い回しします
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