【整備277】エンジン換装C型⇒A型 その13 エンジン取付 メンドラはめ込み
目的 | 修理・故障・メンテナンス |
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作業 | DIY |
難易度 | ★★★ |
作業時間 | 12時間以上 |
1
いよいよ、エンジンを載せます
クレーンを借りてくるのは、これで3回目です
仕上げたエンジンには、最低限のものしか付いていません
外した時がこの格好でしたので、この形でなら私にも載せることが出来ると判断しました
本当は補機類をつけて入れた方が、後の作業が断然楽だと思うのですが、
何といっても車両側の一番下にコンプレッサーが生きてるので、あきらめました
2
早速、載せます
最初、右左を反対に吊ってあせりました
大バカものですな
ちょっとは当たるにしても、フライホイールがほんのわずか薄くなっているので多少は楽な筈・・・
と思っていましたが、甘かったです
3
ほんの5mmほど、タイベルカバーがフレームに当たって、何としても入っていきません
案の定、というか、やっぱり、というか
タイベルカバーを無理やりこじってミッション側に寄せようとすると、タイベルカバーが変形するだけでビクとも動きません
4
いろいろ考えたあげく、ふとエンジンを抜いた時のように
ミッションとクラッチカバーの間にマイナスドライバーを突っ込んでこじってみました
すると、ミッションが右に少し動くではないですか
その隙にエンジンを押し込むと、タイベルカバーはフレームに当たりながらもクリアして下がっていきます
クラッチがミッションのお釜の中にすっぽり入ると、ようやく当たらなくなり、エンジンはブラブラ揺れるようになりました
6
・・・2時間経過
入りません
なかなか水平にまっすぐにならないのがいけないのか、入れ方が悪いのか、エンジンがブラブラ揺れて微妙にシャフトがずれるのか
入る気配がありません
あまり無理してメンドラやクラッチのスプラインを傷つけたくはないですし、体勢が悪いので腰も痛くなってきました
7
・・・4時間経過
まだ入りません
日も暮れて泣きたくなった頃、またもや、K君がさっそうと現れました
「こんなものは、2人がかりでガサガサやらなきゃ無理ですよ」
と言って、左右に別れて二人でガサガサ押し合ったら
スポっと、いとも簡単に入ってしまいました
4時間、一人で苦労して入らず、二人でやったら1分もしないで入ってしまいました
そんなものです
K君は3分いただけで、またもやさっそうと帰っていきました
8
ミッションとエンジンの間の大きいボルトを仮締めして
すぐスーパーチャージャーブラケットをつけ、エンジンマウントを付けます
これでとりあえず、エンジンが離れてしまうことも、落ちてしまうこともなくなりました
入るかどうか心配していたエンジンは、とりあえず付きました
かなり疲れましたが、これで大きなヤマは超えました
ウルトラマンK君に感謝!
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