【整備237】エンジン腰下OH その40 ヘッドガスケット・ヘッドボルト・シリンダーヘッド
目的 | 修理・故障・メンテナンス |
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作業 | DIY |
難易度 | ★★★ |
作業時間 | 12時間以上 |
1
上死点・・・云々がよくわからない私は、整備工場さんに聞いて、
とにかくどこかのピストンを一番上にする、と聞きました
とりあえず、整備書通りに、オイルポンプのとがった所、○印に、
クランクスプロケットをクランクシャフトにさして、手で右回転に回して、スプロケットの点○印を合わせました
するとどうでしょう!
1番と4番のピストンが、自動的に一番上になって止まりました
ここに至って、何となく構造が解ってきました
クランクシャフトのキーは、真上を向いています
その時にスプロケットとシリンダーブロックの印は一致し、1番4番が上死点になる!?
まるでインディ・ジョーンズの映画のなぞ解きのようで、これなら私でも組めそうです
4
全部とった後、エアーブラシをかけて、もしものゴミを吹き飛ばしておきます
ポート加工とバルブ組上げの手順が逆になってしまったことだけ、少し後悔してます
また、組んだ後にバルブスプリングの交換をしているのですから、二重手間もいいとこです
6
整備書をみると、「オイルを塗布」とあるではないですか
何度も読んでいたのに、うっかりしていました
もうスレッドコンパウンドをつけてしまいました
ワコーズの説明書きによれば、これで代用になるのかもしれませんが、苦肉の策で、その上に一応オイルを塗っておきます
これでいいのか悪いのか、わかりません
8
ボルトを締めていきますが、これには決まった順番とトルクがあります
順番とおりに何回にも分けて規定トルクまで締め上げ、一旦順番どおりに完全に緩めて、も一度違う規定トルクまで順番に締め上げ、そして最後
最後は、90°の増し締めです
これが非力な私にはきつかったです
90°回すのに、渾身の力を込め、寒い中汗をかきながら、共回りする台車を押さえながら、トルクレンチを回しました
10本もこれをやったら、腰が死にそうでした
エンジン腰下OH その41 シリンダーヘッド・カムケース・バルブリフター 次のページ< >前のページ エンジン腰下OH その39 ヘッドガスケット・ヘッドボルト・クランクスプロケット