【整備126】部品取りA型RX-R ｴﾝｼﾞﾝばらし 7 ｶﾑｹｰｽ･ｼﾘﾝﾀﾞｰﾍｯﾄﾞ

バルブリフターを、根気よく外します
バルブに乗っているだけなので、つまめさえすれば簡単に取れます

ただ、キャラメル油でネットリしていて、爪が滑ってしまうのが困りました

インテーク側、エキゾースト側、8個づつ取れました

ボルトを規定どおり緩めて、カムキャリアがようやく外れました

薄っぺらいものですが、
複雑に入り組んでいて、掃除が大変そう

やっとヘッドに到達です
開けてみて始めてわかったのですが
ヘッドボルトは６角頭
ヘキサゴンレンチ、要するに６角レンチでないと外れません
ここまで来て、こういう意地悪をするものかと、寒さの中呪いました
（誰を？）

あちこち駆けずり回って6角レンチを用意したら
サイズは合っている筈なのに、レンチがはまりません
よく見ると、6角の凹み部分に油が溜まって
カチンカチンに固着しています

仕方が無いので、小さいマイナスドライバーで一つひとつ頭をほじくっていきますが
なんとも硬い
泣きたくなりました

寒さの中、やっとシリンダーヘッドは外れました

後に顔を出したピストンを見ると、カーボンで真っ黒です
通常、こんなものなのでしょうか？
それとも、やはり汚れがひどいのでしょうか？
見比べたことがないのでわかりません

これで外の作業は終了です
後片付けもそこそこに、ストーブの待つ暖かい室内に
ヘッドを持って引き上げです

インテークマニホールドと、サーモハウジング、ウォーターパイプを外し
ようやくヘッドだけになりました

後は、洗浄した後、バルブスプリングコンプレッサーの到着を待って
バルブを外しにかかります