ローター
ローター研磨の手順
社では、ブレーキローター(ブレーキディスク)の研磨を行っております。
以下に簡単に手順を説明します。
『ベンチレーテッド・タイプ』
ブレーキローターには、このような2重構造によって、
強度や冷却効率を高めたものが多くみられます。
おもにフロント側に使用されています。
『ソリッド・タイプ』
構造が簡単で、おもに軽自動車のフロント、
普通車のリヤ側に使用されます。
錆がついたもの。
長く乗らなかったのでしょうか?
毎日乗っていても、このようになる場合があります。
『限界厚』
ローターによっては、厚さの限度を表記しているものもあります。
写真の場合、MIN(ミニマム=最小) TH(THIN=厚み) 8.5mm
8.5mmより薄くなったら交換なので、その時は削れません。
『前処理作業』
ローターのハブ面側の錆・汚れを落としているところ。
手間と、舞い上がるほこりでタイヘン。
前処理作業の途中
半分までピカピカにしたところ。
『錆・さび・サビ』
持ち込まれるローターの、約7割位は錆が原因です。
そしてほぼすべてのローターに、多少の差こそあれ、錆は付着しています。
問題は、パッド面にまで及んでいるかと言う点です。
『穴・凹凸』
たまに見られるものです。塩カルか、長期駐車か?
削り出すと、オデキのように穴だらけになっています。
『レコード.1』
ご存知、鉄パッドです。
わかりずらいので、次の写真。
『レコード.2』
パッドが減って摩擦剤が消失し、裏金で走っていた証拠です。
さぞかしキィキィ鳴いたでしょう。
『摩擦面積の違い』
上は、ローターの錆によって偏磨耗したもの。
下は新品。
同じディスクパッドでも、摩擦剤の面積に注目!
『綺麗に研磨されました』
『綺麗に研磨されました』
『綺麗に研磨されました』
『綺麗に研磨されました』