【整備270】エンジン換装C型⇒A型 その6 エンジン・ミッション割り
目的 | 修理・故障・メンテナンス |
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作業 | DIY |
難易度 | ★★★ |
作業時間 | 12時間以上 |
1
クレーンも借りてきて、いよいよ準備は整いました
これからエンジンを降ろします
降ろし方は、多分イレギュラーなやり方のようです
4WDはミッションごと降ろすもののようですが
今回はクラッチから割って、エンジンを単体で降ろします
ミッションごと降ろすのは、死ぬほど苦労で、懲りました
2
クレーンをセットします
エンジンだけ外す方法なら、ドライブシャフトも、プロペラシャフトも、ロアボールジョイントも、メーターケーブルも、シフトリンケージも、クラッチワイヤーも外さなくて出来るはずです
問題は、横幅のクリアランス
私の目測では、6cmの攻防になる筈です
ここでの1cmが、勝敗を分けます
計算では、イケるはず、です
ギリですが
3
エキマニが外れません
エンジン側を外しても、下側のボルトがひっかかるし
下を外して持ち上げようとしても、エンジンに引っかかります
悪戦苦闘しますが、あと少しが外れません
仕方がないので、このまま強引に割っていきます
そのうち外れるでしょう
4
エンジンクレーンで上から吊りながら
ミッションとエンジンをつないでいるボルトを、ぐるり一周全部外します
ピンが2箇所あるので、そのままでは落ちないことは確認済みです
割れ目にマイナスドライバーを突っ込んで、少しずつこじって隙間を広げていきます
6
割れ目が充分に広がり、ミッションとエンジンの間のピンから外れた後は、メンドラのシャフトを傷つけないようにクレーンで吊りながら、左に目一杯寄せていきます
メンドラの頭は、ミッションのフチの高さまである事は確認しています
クラッチカバーが全部見えるところまで左に寄れば、私の勝ちです
ところが!
案の定、寄せられるのはここまで
もう少しで上に持ち上げられるのに、あと1cmが寄らず、ミッションにクラッチカバーが引っかかってます
8
長考10分
ダメ元で、クラッチカバーの頭にマイナスドライバーを差し込んで
左にこじってみます
その瞬間に、左手でエンジンクレーンをこいで、エンジンを持ち上げてみます
するとどうでしょう!
ミッションマウントのクッションで、少しミッションが右に動いて、エンジンが持ち上がり始めました
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