【整備259】エンジンOH その62 ヘッドカバー(タペットカバー)取付け1
目的 | 修理・故障・メンテナンス |
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作業 | DIY |
難易度 | ★★★ |
作業時間 | 30分以内 |
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一応、パーシャルエンジンのリビルトとしては、最期の作業まできました
これからシリンダーヘッドカバーを取り付けます
今までは、ただホコリが入らないように乗っけていただけでした
タペットパッキンセットをヘッドカバーに取り付けて練習します
回りのパッキンと、プラグホールのパッキン
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ヘッドカバーを付ける前に、やっておく事がありました
カムシャフトのジャーナルやバルブリフター、シムなどにオイルのなじみをつけておくのを忘れるところでした
選んだオイルは、5W30の3L缶
SMグレードなので悪いオイルではないのですが、安いのです
どうせ500Kmで交換します
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パッキンの付くところ、外周やプラグホールのふちをパーツクリーナーで脱脂したあと、そこにかからないようにオイルを塗布していきます
特に回転軸を支えているジャーナル部や、抱き合わせのカムギヤ、カムが叩くバルブシムの頭、バルブリフターの回り、クランク角センサーの根元などにオイルを回しておきます
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忘れては行けないのは、なべさださんにアドバイスをもらっていた、オイルポンプの中
オイルポンプを、オイルを一切使わずASPだけで完全分解オーバーホールをしてしまったので、オイルの吸い込みがきっと悪くなっている筈です
最初の火入れのクランキング時にオイルが回らないと、きっと大変なことになると思うので、オイルを少し入れてはクランクシャフトを回してオイルをなじませ、これを繰り返してオイラーの余ったオイルを全部入れてしまいます
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ヘッドの回りに、液体パッキンを塗っていきます
ワコーズのガスケットメイクを使用したのですが、乳白色なのでわかりにくいかもしれませんが、ヘッドカバーのタペットパッキンの当たり部分に、ぐるり一周塗りました
・・・パティシエにはほど遠いです
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