【整備140】ｼﾘﾝﾀﾞｰﾍｯﾄﾞOH その13 ヘッドまわり部品煮込み(ゆでる)･洗浄

これから、以下の部品を煮ます
○カムケース（カムキャリア）
○バルブリフター+シム
○バルブスプリング
○バルブスプリングシート上下
○ヘッドボルト
○エアバイパスバルブ
○ウォーターフランジ
○フューエルデリバリパイプ

水に漬けてはいけない部品もあったかもしれませんが
もう遅いです
やってしまいました

バルブリフターは、一組ごとにシムと一緒にします
順番が分からなくなると困るので
袋に、ホチキスの針の数で番号としました

バルブも一緒にして煮込むことを途中から気づいて
最後の４つだけバルブと一緒になってます
バルブは再利用しないので、煮込む必要は無いのですが
念のため

コッターは非常に小さいので
どこかの穴に隠れて行方不明にならないよう
これも水切り網にひとまとめにします

スプリングやヘッドボルトは、特に問題ないので
バラバラで入れて煮ます
スプリングシートは、上・下に分けて袋に入れます

みんな鍋に放り込んで、オヤジ鍋を煮ます

既に真っ黒のダシが
さらに漆黒度を強めていきます

ケチって使いまわしし過ぎと思うのですが
サンエスはこの近辺に売ってない貴重品ですので
大事に大事に使ってます

火を使っているので、
よもやの時のため、消防団ＯＢはバケツを用意します
パーツの水洗いすすぎにもなります
 

沸騰前に火を止め、余熱
冷めればまた煮込んで、余熱
繰り返します

頃合を見て、ヘッドボルトの頭をほじくると
うおっ！
カチカチだったオイルヘドロが、柔らかくなってます
そろそろ十分煮詰めたようです